+世界にひとつだけの鯉のぼり+
季節はもう終わってしまいましたが^^。
息子の通う保育園では毎年今頃掲揚されます。
最初は鯉のぼりがない保育園がとても不思議でしたが、
子供達が大きくなるにつれ、その理由がわかり、とても納得しました。
毎年、年長さんが製作する鯉のぼり。 その過程がすごいです。
県外から輸送されてきた鯉を年長さんがつかみ取りし、
鯉の感触を確かめます。 そしてさばかれた鯉をさらに観察。
うろこや目玉、ヒレなどを観察し中身まで観察。
翌日、実際に命に感謝しながら鯉を食します。
そして子供達は鯉のぼり作りに取り掛かるのです。
設計図に始まり、色や形をグループの皆と話し合いながら。
設計図の段階を見たのですが、さすがじっくりと観察しているので、
親の気づかないウロコの模様など、子供の目線で
きちんと捉えてあるのには驚かされます。
娘の時も経験しているのですが、改めて感心させられました。
何日もかけて鯉を描き、色を塗ります。たかが鯉のぼり、されど鯉のぼり。
子供達の思いがいっぱいに詰まった鯉のぼりなんです。
今年は完成自体は例年より早かったようですが、お天気の関係で今週に入って掲揚されました。
娘の時もそうだったけど、掲揚された鯉のぼりを見た時はやっぱり感動します。
こんなに大きなものをあんな小さな手で作ったんだなと思うとホロリ。
でも子供達は本当に嬉しそうで、そして自信に満ち溢れた顔をして
自慢げにそれぞれの親に見せるのです。息子も本当に嬉しそうでした。
初めて保育園に入ったときから数えて5年。 あんなに赤ちゃんだったのに^^。
子供達の鯉のぼりを見ながらいろんな事を思い出しました。
来年は彼らもとうとう1年生。
今ではランドセル姿がすっかり板についた娘のように、
息子のランドセル姿を想像すると、なんとも淋しい^^。
本当に素敵な保育園、素敵な先生達に恵まれてよかったなと改めて思いました。
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